「夜中にあしがつる」理由と予防する方法とは?普段の生活に問題があるかも!?
1.水分不足(脱水状態にある)
チェン医学博士いわく、1日の水分補給を怠ると、水分不足が原因で足がつることがある。その場合、大抵は電解質を十分に摂取していないか、筋肉への血流が低下していることが原因でけいれんが起こるという。体が脱水状態にある場合は足がつるだけでなく、尿の色が濃かったり、口が乾いたり、めまいなどの症状も現れる。よって、1日に2.7リットルの水を飲むことが極めて重要であることをメイヨークリニックは表明している。
2. 服用中の薬が原因かもしれない
チェン医学博士によると、利尿剤のような血圧を下げる特定の薬剤は、脚のけいれんを引き起こす可能性がある。これらは脱水状態や電解質のバランスの乱れにつながるため、足がつる頻度をさらに増加させることも。また、ジョーンズ医学博士いわく、化学療法や放射線治療の副作用として足がつることもある。薬の服用を中断できない場合でも、低用量の薬や代替薬があるかもしれないので、症状について医師に相談してみるといい。
3. 変わった姿勢で寝ている
これは誰にでも起こることで、足をねじったり交差させた状態で寝てしまうと、足がつることがある。この場合の足のつりは通常心配する必要はなく、寝る姿勢を変えたり、軽いストレッチをすることで問題は解決できるとのこと。
4. 座りっぱなしの生活をしている
一日中スクリーンの前に座って過ごすことは、ときに避けられない。でも、座りっぱなしのライフスタイルは、筋肉を硬直させて、弱らせてしまうとか。そしてこれが、足がつる一般的な原因でもある。パーディー医学博士が言うには、長時間座って過ごしていると、足に体液が溜まってむくみが起こり、不快感を伴う脚のけいれんが起こりやすくなるという。座ったままでいる負の影響を打ち消すためには、毎日散歩をしたり、少なくとも週に3日は、レジスタンストレーニングを習慣にするのがベスト。
5. 栄養不足
パーディー医学博士いわく、足がつるのは栄養不足の表れでもあり、具体的には、ビタミンB群、カリウム、マグネシウムの不足が原因である可能性がある。サプリメントを服用するなら、自己判断で服用する前に、医師に相談すること。とはいえ、栄養バランスを維持するうえでもっとも重要なのは、ナッツやシード、豆類、葉物野菜、さつまいも、果物、エンドウ豆を豊富に取り入れた食事をとること。覚えておいて。