最高出力は835PS アストンマーティンが新型V12エンジンの概要を発表
2024年後半にデビューする新しい旗艦モデルに搭載
英アストンマーティン・ラゴンダは2024年5月1日(現地時間)、新しいV12エンジンの概要を発表した。 【写真】V12エンジンを搭載した最後のDBS! アストンマーティンDBS770アルティメットの詳しい姿はこちら(27枚) アストンマーティンでは1999年に「DB7ヴァンテージ」にV12エンジンを搭載して以来、25年にわたってフラッグシップモデルにV12エンジンを搭載してきた。 今回発表された新型エンジンは、最高出力835PS、最大トルク1000N・mを標榜。既存のものから設計を完全に見直し、内燃プロセスの全行程に磨きをかけ、かつてないパフォーマンスと効率を実現しているという。 特徴は強化されたシリンダーブロックとコンロッド、再加工されたカムシャフトを組み込んだ再設計のシリンダーヘッド、新しいインテークポートとエキゾーストポートとされており、スパークプラグの位置を変更し、大流量の燃料インジェクターを採用することで、燃焼を最適化。クラストップレベルのパフォーマンスと効率を実現したとされる。さらに、新開発の高速かつ低慣性のターボチャージャーにより、アウトプットとスロットルレスポンスの向上も図っている。 この新型のV12エンジンは、2024年後半にデビューする予定の、新しいフラッグシップモデルに搭載されるという。 (webCG)
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