原付免許で125ccに乗れる!? 新基準原付のギモンを調査してみた [馬力は? 税金は? ラインナップは?]
新基準原付に乗ればタンデムできるのか?
家バイカーの私には、一度で良いから言ってみたい言葉があります。 「後ろ乗れよ。普段タンデムはやらねーけど、特別だぜ。」(『バリバリ伝説』巨摩郡風) キザなバイカーのセリフ、しびれます! 125ccに乗れる!? と聞いたときから私はひらめいていました。「新基準原付なら原付免許でもタンデムできるのではないか」と。 早速タンデム用のヘルメットも買いに行こう!とテンションが高まっていたのですが……先の検討資料によれば、残念ながら新基準原付ではタンデムできないとのこと。道路交通法上の扱いは「原付一種」だってのです…。 「うぉ、夢が、俺の夢が……」 そのほかにも、以下のルールは125ccであっても原付一種免許と扱いは同様。 法定最高速度30km/h 二段階右折 馬力規制を鑑みれば、当然といえば当然ですが、元々の排気量が変わるだけで道路交通法としては原付一種免許と変わりません。 あばよ、憧れのタンデム。
新基準原付の自動車税はいくらかかるの?
バイクを愛する気持ちは人並み以上、にもかかわらずバイクもなければ免許もない。私のこのこじらせた原因のひとつに「固定費」があります。 軽自動車税、バイク保険、自賠責保険、駐輪場代など……バイクに乗っていなくてもかかる費用が沢山! これでもそれなりに忙しく働いていて、バイクに割く時間もなさそうだと思っている私にとっては、少しもったいないという気持ちも働いてしまうのです。 ただ、新基準原付の内容を調べていく中で、なんと原付一種と原付二種の軽自動車税が違うことに気づきました! 今まで知らなかったです。参考までに現在の軽自動車税を見てみよう。 原付一種 500c以下/2,000円 原付二種 50cc超~90cc以下/2,000円 原付二種 90cc超~125cc以下/2,400円 軽二輪車 125cc超~250cc以下/3,600円 小型二輪車 250cc超/6,000円 上記のように原付一種であれば原付二種よりも年間で400円安く済みます! まだ登場していませんが保険だっておそらく同様。お財布へのやさしさでは通常の125ccより若干メリットがありそうです! しかし……検討会の資料を見ても具体的な言及はありませんでした…。つまり、まだ自動車税についてはハッキリしていないということ。 固定費がもったいないと悩むバイク乗りのためにも、自動車税については早く確定させてほしいところです……。