ポポヴィッチ監督(C)Kenichi Arai

オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ監督が日本代表戦後の会見で試合を振り返った。 【動画】日本代表vsオーストラリア代表 | 詳細 15日の2026年ワールドカップ（W杯）アジア最終予選第4節で日本とオーストラリアが対戦。試合は0-0で迎えた後半、58分に谷口彰悟のOGでオーストラリアが先制する。それでも、76分には途中出場の中村敬斗が鋭い仕掛けからOGを誘って、日本が同点弾を記録。試合は1-1で終了した。 グループ首位の日本とのアウェー戦で勝ち点1を獲得した試合後、ポポヴィッチ監督は「まず、この結果は良い結果です。今の状況を考えればよかったと思います。嬉しく思っています」と勝ち点1獲得への満足感を強調。続けて、「強い意志をもってDF、チーム全体が努力してくれました。日本は3試合で14得点しており、スタメン全員が欧州トップリーグでプレーしているようなチーム。そういう相手に対して、チャンスを最小に抑えられたのは良かったです。組織的に守備を構築できてプレーできました」と評価した。 さらに「アジアのベストの日本代表に対して立ち向かっていくチャレンジでしたが、素晴らしい試合ができたと思います」と話したポポヴィッチ監督だが、4試合で勝ち点5という状況もあり、「満足せず、改善するべきところは改善していくことが大切だと思います。それでも、今日の試合は選手の自信になってほしいと思います」とコメント。11月にホームで控えるサウジアラビア代表との大一番に向けては「ホームですし、サポーターに後押ししてもらいたい。ここ埼玉スタジアムのような素晴らしい雰囲気を作ってくれたらと思います。そして、勝ち点3をもぎ取りたいと思います」と抱負を語った。