【全日本】大流血の安齊勇馬 3冠王者・斉藤ジュンに挑戦表明「もっともっと刺激を」
全日本プロレスの安齊勇馬(25)が、至宝奪回に名乗りを上げた。 3日の後楽園大会ではセミで芦野祥太郎とシングルマッチで対戦。脚攻めに苦戦を強いられ、額からの大流血に見舞われた。それでもジャンピングニーからのギムレット(変型ボム)で執念の逆転勝利を収めた。 その後、メイン終了後だった。世界タッグ王者の斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ)が鈴木秀樹&関本大介を退けV7に成功したのを見届けると、頭に包帯を巻いたままリングに登場。 「なあ5冠王、その腰のベルトをかけて俺とやろうぜ。今日も刺激的だったけど、もっともっと刺激を味わわせてくれよ」とジュンが持つ3冠ヘビー級王座への挑戦を表明した。 すると3日前に新王者となったジュンも「お前が来ると思ったぜ。昨年、俺はお前に負けている。その挑戦、断る理由はどこにもないだろう。お前の挑戦、受けてやるよ」と受諾した。 安齊は昨年3月に外敵王者の中嶋勝彦を破り24歳10か月で3冠王座を初戴冠。同王座の史上最年少戴冠記録を更新した。防衛ロードでは宮原健斗、鈴木秀樹、諏訪魔、本田竜輝、レイと並み居る強豪を退けたが、8月に青柳優馬に敗れ王座から陥落。志半ばでベルトを失っていた。 ジュンとの王座戦は26日の幕張大会が有力。現在はライジングHAYATOとのコンビでアジアタッグ王座を保持しており、2冠取りがかかる一戦になる。
東スポWEB