『埃だらけのすももを売ればよい ロシア銀の時代の女性詩人たち』(書肆侃侃房)(書肆侃侃房)
百年の埃を払うと、みずみずしい果実のような詩の言葉が蘇ってくる―高柳 聡子『埃だらけのすももを売ればよい ロシア銀の時代の女性詩人たち』沼野 充義による書評
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