1ドル140円台で推移…円高進行で物価は下がるのか 専門家「2025年2月以降に落ち着く可能性はある」
食品の値上げが止まりませんが、物価が高騰している原因の一つに「円安」の影響があります。最近は円高に進行していますが、価格はどうなるのかについて経済の専門家に聞きました。 【動画で見る】1ドル140円台で推移…円高進行で物価は下がるのか 専門家「2025年2月以降に落ち着く可能性はある」 円相場は2024年7月に1ドル161円台まで円安が進みましたが、9月17日現在では、1ドル140円台で取引されています。 円高が進んだことで物価は安くならないのか、中京大学経済学部の内田俊宏客員教授に聞きました。
内田客員教授は「為替相場の物価への影響は3カ月程度遅れる。円高傾向が続けば年末年始の商戦が終わった来年2月以降、物価が落ち着く可能性はある」と話します。為替相場の影響は3カ月遅れなら、年内にも出てくるはずですが、落ち着くのはかき入れ時の年末年始が終わってからではないか、ということです。