またもや指をくわえて羨ましがっているしかないのか!?日産新型「ムラーノ」が、カッコ良すぎるんですけど
「The Arc」で北米に投入される第3弾のニューモデル
日産自動車は17日、ミドルサイズクロスオーバー、新型日産「ムラーノ」を発表した。4代目はエネルギッシュでエレガントなデザインに加えて、高い快適性とシームレスなコネクティビティを備える「最先端」のSUVに進化。2025年初頭にアメリカとカナダで販売する。 【写真はこちら】「エネルギッシュ エレガンス」をベースをテーマに、高級感あふれる仕上がりを実現(全12枚) ムラーノ(MURANO)は、日産のミドルサイズ クロスオーバーSUVだ。初代は2002年に発表され、今回の新型は4代目にあたる。日本では初代と2008年に発表された2代目が販売されていたが、2014年に発表された3代目からは販売されていない。 新型ムラーノは、日産の経営計画「The Arc(ジ・アーク)」期間中に、キックス(2024年8月発売)、アルマーダ(2024年9月発表)に続いて北米市場に投入される、3車種目のニューモデルとなる。 そのスタイリングは、デザインテーマである「エネルギッシュ エレガンス」をベースに、21インチ ホイール、左右に広がったLEDテールランプや専用2トーンカラーなどで、流麗でモダンな外観を実現した。インテリアは細部までこだわった素材、2つの12.3インチ ディスプレイ、そして64色のアンビエントライティングやマッサージ機能付きのフロントシートなど、高級感あふれる仕上がりとなっている。 安全装備では、全方位運転支援システム(セーフティシールド360)を全モデルに標準装備。さらに、「プロパイロット」(現地名:プロパイロット アシスト)や「プロパイロット1.1」(現地名:プロパイロット アシスト 1.1)が高速道路でのスムーズな走行をサポートする。 また、フード部分を透過して前方を確認できる「インビジブル フードビュー」や、駐車時など真上から見下ろしたように車両の周囲を表示する「インテリジェント アラウンドビュー モニター」といった、2種類のカメラ技術をムラーノとして初搭載した。
キャビン全体に没入感のあるサウンドを提供
コネクティビティでは、Google ビルトインを搭載し、車内の12.3インチ デジタルディスプレイに最新のGoogleマップをはじめ、さまざまなアプリを直接表示できる。同システムは10スピーカーBOSEプレミアムサウンドシステムと連動し、キャビン全体に没入感のあるサウンドを提供する。 パワートレーンは、最高出力241hpと最大トルク353Nmを発生する2.0LのVCターボエンジンを搭載。従来型より最大トルクは27Nmアップさせ、パドルシフト付きの9速ATを組み合わせる。駆動方式はFFか4WD(現地名:インテリジェント オールホイールドライブ)を設定し、専用チューニングが施された周波数感応型のダンパーと電動パワーステアリングによって、優れたハンドリングと乗り心地を両立している。 新型ムラーノは従来型と同様に米国テネシー州のスマーナ工場で生産され、車両価格は発売時に発表予定だ。なお、日本導入を望むファンの声は大きいが、現段階では日本導入に関して日産からは特にアナウンスは発せられていない。日本の街中でも持て余すサイズではないし、導入されれば初代や2代目のように人気を集めそうなのだが・・・期待したいところだ。 【日産 ムラーノ(北米仕様) 主要諸元(数値は編集部換算値)】 ●全長×全幅×全高:4900×1981×1725mm ●ホイールベース:2824mm ●車両重量:1887~1997kg ●エンジン:直4 DOHCターボ ●総排気量:1970ー1997cc ●最高出力:241hp/5600rpm ●最大トルク:353Nm/4400rpm ●トランスミッション:9速AT ●駆動方式:FF または 4WD ●燃料・タンク容量:レギュラー・71L ●EPA市街地モード燃費:9.8km/L ●タイヤサイズ:255/55R20 または 255/50R21
Webモーターマガジン編集部