巨人U15、多摩川ボーイズ、連勝デビュー飾った 片岡保幸監督も絶賛 聖地・多摩川グラウンドで第一歩
◆読売巨人軍球団創設90周年記念ジャイアンツU15 ジュニアユース創設記念試合 ▽第1試合 多摩川ボーイズ5―3東京城南ボーイズ ▽第2試合 多摩川ボーイズ5―2エイジェックユース(3日・多摩川緑地広場硬式野球場) 巨人が「ジャイアンツU15ジュニアユース」として創設した多摩川ボーイズが3日、デビュー戦で2連勝した。チーム名のゆかりとなった旧巨人軍多摩川グラウンドの多摩川緑地広場硬式野球場で東京城南ボーイズ・1年生、女子中学生硬式野球・エイジェックユースと対戦。片岡保幸監督(41)も絶賛する積極走塁をみせた。 ※ ※ ※ 笑顔が広がった。積極的にバットを振り、次の塁を狙った。伸び伸びとプレーする選手に、片岡監督は「勝つことが一番の喜びになる。こんなに積極的に走ってくれるとは思わなかった」と目を細めた。 巨人にとって聖地ともいえるグラウンド。中畑清OB会長(70)は「どれだけの汗と涙を流したか。(デビュー戦の場所に)選んでくれてうれしい」と語った。育成方針で投手は1イニング25球以内の限定で、2試合で14投手が登板。全24人が出場した。 第1試合の2回に勝ち越しタイムリーを放った山口は「初球から打とうと思った」と笑顔。第2試合は原が2本の二塁打で「スローボールにうまく対応できた」と語れば、4番でタイムリー二塁打の小山は「絶対返したかった。めっちゃ楽しかった」と胸を張った。 第2試合の2番手で登板の関は3者連続三振斬り。「初めての試合だけどみんな声が出ていた」と仲間に感謝した。 侍ジャパン・井端弘和監督(48)の長男・巧も「ミスしてを下を向く人はいなかった。励まし合って上を向いて行けるチームにしたい」とキッパリ。多摩川ボーイズが最高のスタートを切った。 【多摩川・登録メンバー】※は主将(当面日替わり) ▽1年生 ※中島颯玖、阿部成真、池田壮希、井端巧、薄田翔太、小笠原快、岡野美志、小田嶋颯大、川島悠士朗、木原稟、小池樹里、小貫奏瑠、小林航、小山哲慎、佐藤善人、関蓮太郎、高橋空来、原悠翔、藤森輝、堀之内拳、増田球太、山口裕海、和田拓人、渡邉颯音
報知新聞社