神戸港新港第２突堤で建設中の「ジーライオンアリーナ神戸」（神戸市中央区）の開業日が、来年４月４日に決まった。現在の工事の進捗（しんちょく）率は９５％といい、周辺緑地「トッテイパーク」も高さ１０メートル超の眺望エリアを除き、同時に開業する見通し。 【イメージ図】夜景に映える「ジーライオンアリーナ神戸」の外観 　アリーナの運営会社「Ｏｎｅ　Ｂｒｉｇｈｔ　ＫＯＢＥ」（ワンブライトコウベ、神戸市中央区）が２４日、進捗状況を公表。アリーナ内に、直営のセレクトショップと、洋菓子のユーハイム（同区）が開業することも新たに発表した。 　ワンブライトコウベの渋谷順社長は「神戸を代表するランドマークに育てていきたい。身の引き締まる思い」と決意を語った。 　アリーナは約１万人収容で、７階建て延べ約３万２３００平方メートル。三宮、元町から徒歩２０分の好アクセスで、周辺緑地を含め年間３００万人の集客を目指す。 　初日の４月４日から５月３日まで、周辺緑地を含めさまざまなイベントを展開し、開業を盛り上げる。 （西井由比子）