女性にわいせつ行為…警視庁の警部補を逮捕 深夜、歩いてた女性の体を触る 「覚えていない」と話す38歳 防犯カメラの精査で特定 近隣では同様の手口の被害が複数 ほかにも余罪か
路上で女性の体を触ったとして、埼玉県警捜査1課と川口、草加署の合同捜査班は7日、不同意わいせつの疑いで、警視庁大塚署地域課の警部補の男(38)=東京都足立区梅田7丁目=を逮捕した。県警はほかにも複数の余罪があるとみて捜査している。 ごみみてーな「愛妻弁当」だな…部下に言った上司、依願退職へ 用意された弁当、無許可で数百食食べていた
逮捕容疑は9月14日午後11時45分ごろ、川口市内の路上において、徒歩で通行中の県内の20代女性の体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。調べに対して「覚えていない」と否認しているという。 捜査1課によると、2人に面識はなく、女性にけがはなかった。女性が同日、「後ろから近づいてきた男に体を触られた」と110番。現場周辺の防犯カメラなどの精査で男の犯行を特定した。 捜査関係者によると、男は自宅から自転車で犯行現場周辺まで向かい女性を物色。自転車を止めて背後から近づき犯行に及んだ。同市や草加市内では、昨年から同様の手口の被害が散発的に発生しており、県警が関連を調べている。 警視庁の幡野徹警務部参事官は「埼玉県警の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。