【衆院選・東京2区】40代の若きエリート!自民党・辻清人氏VS日本維新の会・今村充氏を徹底比較
東京都第1区(中央区・台東区)候補者・今村充氏の基礎情報
日本維新の会から初当選を目指す今村氏は、1975年生まれの49歳。 東京大学医学部医学科卒業の内科医・医学博士(専門:アレルギー・リウマチ膠原病・呼吸器専門)です。 東大医学部附属病院助教や、米ハーバード大学の博士研究員を務め、コロナ禍では最前線で診療を行うなど、医療一本のキャリアを歩んできました。 一方で将棋の強豪プレイヤーという一面もあり、東大将棋部元主将で1988年の学生将棋選手権では個人優勝を果たしています。 公約の1番目には「全世代が安心できる社会保障」として、医療制度の抜本的な見直しや医療資源の確保を掲げています。訪問診療医療機関や介護施設の拡充で地域に合わせた柔軟な社会保障政策をとるとしています。 そのほか外交では日米同盟の強化と防衛力強化、憲法9条への自衛隊明文化などを目指しています。
今村充氏が掲げる社会保障改革について
日本維新の会がアピールしている社会保障の抜本改革。辻氏はさらに踏み込んで医療制度見直しによる社会保障料の負担軽減を掲げています。 国立社会保障・人口問題研究所が発表した最新調査「令和4 <2022> 年度 社会保障費⽤統計」によると、社会⽀出は年々増加しており、2022年度総額は142兆3215億円、国民1⼈あたり113万9100円もの額が支払われている計算になります。 政策分野別にみると支出が最も⼤きいのは「保健」で4割超を占めています。医療保険給付、新型コロナウイルス感染症対策関係費による増加が大きいとのこと。 一方で社会保障財源は前年度比10兆3986億円、6.4%の減少。項⽬別にみると「社会保険料」は収⼊総額の大半を占めています。こちらも年々減少傾向にあり、持続可能な制度改革が求められています。
まとめ
東京都第2区から出馬した、自民党・辻清人氏と日本維新の会・今村充氏の政策を比べてみました。 国民民主党・鳩山紀一郎氏はじめ、他の候補の公約も発表されていますので、10月27日の投票日に向けて、気になる方はチェックしてみてください。
参考資料
・東京都選挙管理委員会 衆議院議員選挙 ・辻清人氏公式ホームページ ・総務省「2020年基準 消費者物価指数 全国2024年(令和6年)9月分」 ・中小企業庁「超小企業向け賃上げ促進税制」 ・厚生労働省「令和6年 民間主要企業春季賃上げ要求・妥結状況」 ・今村充氏公式ホームページ ・国立社会保障・人口問題研究所「令和4年度 社会保障費用統計(令和6年7月30日公表)」
LIMO編集部