逆転優勝狙う鹿島は名古屋に痛恨ドロー…今節で可能性消滅も
[11.9 J1第36節 鹿島 0-0 名古屋 カシマ] J1リーグは9日、各地で第9節を開催した。カシマサッカースタジアムでは、4位鹿島アントラーズと10位名古屋グランパスが対戦。0-0で引き分けた。 【写真】「新しい髪型も似合う」「可愛すぎ」「惚れてしまう」なでしこ清水梨紗がオフショット披露 逆転でのJ1優勝に望みを繋ぐべく2連勝を狙う鹿島と、4試合ぶりの白星でJ1残留を確定させたい名古屋の一戦。試合は立ち上がりからホームチームがボールを握った。 鹿島は前半17分、ペナルティエリア内でFW鈴木優磨にシュートチャンスが訪れたが、ここは相手がブロック。同28分には、左サイドから攻撃を仕掛けると、最後はDF安西幸輝がペナルティエリア手前から狙うも、シュートはわずかに枠の上に外れた。 さらに鹿島は前半アディショナルタイム1分、左サイド高い位置でボールを受けた安西がゴール前にクロス。鈴木がヘディングで合わせたが、枠を捉えることはできなかった。 試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半の入りに両チームが入り乱れた。同12分、MF椎橋慧也からのチャージを受けた鈴木が激昂するように相手を押し倒してしまう。このプレーで椎橋にイエローカード、鈴木にレッドカードが提示された。 試合は終盤にかけて一進一退の展開となった。すると鹿島は後半35分、右サイドでフリーキックを得ると、MF樋口雄太が右足で入れたボールはクリアされたが、流れたところにMF名古新太郎。ダイレクトでボレーシュートを放ったが、ゴールネットを揺らすには至らなかった。 勝ち点3を狙った両チームの対戦は0-0のドロー。残り試合数が1試合多い鹿島(勝ち点58)は、あす10日開催の同節で首位ヴィッセル神戸(同67)が引き分け以上に終わった場合、もしくは2位サンフレッチェ広島(同65)が勝利した場合、J1優勝の可能性が消滅する。