好調時の旗手怜央はスペシャルな選手だが…… 問題視される好不調の波「試合の勝負を決めるか、完全な厄介者になるかのどちらか」
今季は好不調の差を指摘される機会が増えている
今月2日、セルティックは年明け最初のリーグ戦でレンジャーズと対戦し、0-3と敗れてしまった。ライバル相手の完敗で、多くの選手が批判を浴びた。 MF旗手怜央もその1人だ。旗手はセルティックの攻撃に違いをもたらせる存在として評価されてきたが、今季はパフォーマンスに好不調の波があると何度か指摘されてきた。レンジャーズ戦はその悪い日になってしまったということだ。 地元紙『Daily Record』も旗手のスタイルにリスクがあると指摘しており、一貫性を身につけるのは大きな課題か。 「旗手は試合の勝負を決めるか、完全な厄介者になるかのどちらかだ。レンジャーズ戦では後者だった。旗手が優れた選手であることは疑いがなく、調子が良い時の彼には誰も対抗できない。僅か140万ポンドで獲得した旗手は、今世紀最高のバーゲン選手の1人でもある。問題は調子が悪くなった時だ。一言で言えば綱渡り。上手くいくなら、起用のリスクを冒す価値がある」 最近は日本代表でも出番を確保できないケースが続いているが、好調時の旗手は代表でも特別な選手となれる。それを継続できるかが課題となりそうで、今季はパフォーマンスの好不調を指摘されることが増えている。
構成/ザ・ワールド編集部