内野艶和、垣田真穂組は悔しい12位 自転車トラック・女子マディソン 団体では九州勢で奮闘【パリ五輪】
9日に行われた自転車トラック種目の女子マディソンに出場した内野艶和(日本競輪選手会)=福岡市出身、垣田真穂(早大)=北九州市出身=組は序盤の落車が響いて12位にとどまった。いずれも初だった五輪は、悔しい結果で幕を閉じた。 ■泣き笑いキュートなポーズを決める早田ひな【写真】 3月のネーションズカップで優勝し、自信をつけ挑んだ大舞台だった。内野は「メダルを取りにいくという気持ちだったが、あっという間に終わってしまった感じ。本当に悔しい思いだけど、一緒に戦ってくれた方々に感謝したい」と話した。 垣田は交代をきっかけに転倒してしまった影響で、本来のスプリント力を発揮できなかった。「結構(体の)ダメージが大きくて、その後も全然うまく走ることができなかった」とうつむいた。 2人に加えて、池田瑞紀(早大)=福岡県大野城市出身、実績のある梶原悠未(TEAM Yumi)の4人で組んだ6日の女子4000メートル団体追い抜き予選では10位となるも、日本新の4分13秒818をマーク。福岡県勢3人は晴れ舞台で確かな奮闘を見せた。(パリ山田孝人) 【#OTTOパリ五輪情報】
西日本新聞社