「1枚の方が楽」「セキュリティに不安」マイナ保険証に町の人から様々な声 三重県
12月2日をもって、これまでの健康保険証の新規発行が停止され、マイナ保険証への移行が本格化します。様々な議論が行われているマイナ保険証について、街の人の声を聞きました。 新規の発行が停止されたいわゆる紙の健康保険証。ただ、有効期限が切れるまでは、これまで通り使うことができ、今後、マイナンバーカードを持っていない人には、保険証の代わりとなる「資格確認書」が交付される予定です。 健康保険証としての利用登録をしたマイナンバーカード「マイナ保険証」は、紙の保険証と比べてより正確な本人確認ができるメリットなどがある一方、今年10月現在で、全国の医療機関でのマイナ保険証の利用率は15.67%と非常に低いのが課題です。 三重県内での利用率は14.68%と、全国平均よりも低くなっています。 街では「年寄りだから一本化して、1枚の方が楽。何枚もあると、あっちこっちと探さないといけない」「便利な点もあるがセキュリティーが気になる」などの声がありました。