眺めているだけで楽しい2冊の本『物語のある鉱物図鑑』『埜々原作品集 ヲかシな建物探訪記』がランクイン[趣味実用書ベストセラー]
5月1日トーハンの週間ベストセラーが発表され、趣味実用書第1位は『物語のある鉱物図鑑』が獲得した。 第2位は『さくら日本切手カタログ2025年版』。第3位は『埜々原作品集 ヲかシな建物探訪記』となった。 【画像を見る】ドラゴン店長が切り盛りするピッツェリア 想像が膨らむ図解も 1位の『物語のある鉱物図鑑』は好物や宝石に関する逸話や物語をまとめた図鑑。名前の由来や辿ってきた歴史、神話や著名人の鉱物にまつわるエピソードなど、様々な角度から鉱物の魅力を解説。文庫サイズの小さな図鑑に美しい写真がたっぷりと掲載されており、本としての佇まいも魅力のひとつ。 3位の『埜々原作品集 ヲかシな建物探訪記』はイラストレーターでインディーゲーム開発者の埜々原さんの初書籍。ファンタジー世界の魅力的な建物を緻密に描き、そこに住む人々の生活や文化に想像が膨らむ。内部を解説した細かい設定イラストも付されており、絵本のように、旅行記のように楽しむことができる一冊となっている。 1位『物語のある鉱物図鑑』小田島庸浩[監修]ペズル[著](三才ブックス) 美しい鉱物は、物語の宝庫です。ときには権力の象徴として、ときにはお守りとして、ときには暮らしに欠かせない素材として、古来より多くの人を魅了してきた「鉱物」にまつわる物語を、原石や宝石の美しい写真ともに紹介するビジュアル図鑑です。マリー・アントワネットや宮沢賢治など、鉱物や宝石とゆかり深い人物にまつわるエピソードもたっぷり掲載しています。(三才ブックスウェブサイトより)
2位『さくら日本切手カタログ2025年版』日本郵趣協会[監修](日本郵趣出版) 最新の『さくら日本切手カタログ2025』では、完結シリーズ切手のレイアウトをまとめるなど、昨年に続き掲載図版と記述内容の配置を随所で見直しました。また、「普通切手」では昨年未発行の専門カタログ『ビジュアル日専 田沢切手編』の内容に順じ、大正から昭和初期にかけて分類や見出しの一部などを改めたほか、巻末には「在外局・軍事」の項を再掲しました。(日本郵趣出版ウェブサイトより)