2024年に発売した新作「腕時計」振り返り セイコー プロスペックスの“ソーラーダイバーズ”など【後編】
年末年始に、自分へのご褒美や、心機一転するために、腕時計の購入を検討する人も少なくないかもしれません。 【画像】2024年に発売した新作「腕時計」を見る グッドデザイン賞を受賞したシチズンコレクションの1本など ここでは、2024年に発売された実用価格帯の腕時計から、休日などにおすすめのスポーツモデルをご紹介します。この1年を振り返る意味でも、ぜひチェックしてみてください!
「ペプシカラー」がおしゃれなソーラーモデル セイコー プロスペックス ダイバースキューバ SBDJ061
ダイバーズウォッチの注目モデルとしては、人気のセイコーのソーラーダイバーから、おしゃれな「ペプシカラー」を採用したニューモデルを紹介します。 「SBDJ061」は、セイコーのスポーツライン「プロスペックス」のダイバーズモデルです。200m空気潜水用防水などのハイスペックはそのままに、ケースサイズを約41mmに小型化。本格的な防水性能と、着用のしやすさを両立した1本となっています。 外観については、回転ベゼルやりゅうずガードの意匠など、基本的にはダイバーズウォッチの王道スタイルを引き継いでいます。一方で、金属ブレスレットには立体感のある3連ブレスを採用。カラーリングは赤&青に塗り分けられた通称「ペプシカラー」で、やや“灼けた”ような色合いの夜光もおしゃれです。王道のスタイルながら、さり気なく流行や個性が感じられる外観となっています。 駆動部には、実用的なソーラー方式のクオーツムーブメントを搭載しています。実用性とデザイン、価格のバランスがとれた1本だと言えるでしょう。ケースとブレスレットはステンレス製です。別型番にて、ベーシックな黒文字板のモデルも用意されています。
往年の名機を現代風にアレンジしたスペシャルモデル! シチズンコレクション AN3700-54E
クロノグラフのおすすめとしては、シチズンの「レコードレーベル」から、2024年のグッドデザイン賞を受賞した1本を紹介します。 「AN3700-54E」は、シチズンの1970年代の名機「ツノクロノ」のスタイルを継承しながら、現代的な外観にアップデートされた1本です。りゅうずとプッシュボタンを90度回転させ、12時位置を中心に配置された独特のスタイル。プッシュボタンが角のように見える点が、「ツノ」の愛称の由来となっています。 本機では、1970年代に販売された「ツノクロノ」の多角形モデルをベースに、細部の意匠を現代風に再構成。現代の製品らしい適度な主張が感じられる本体に、シンプルなデザインのブレスレットを合わせ、幅広い場面でおしゃれに付けこなせる外観に仕上がっています。駆動部には、電池式のクオーツムーブメントを搭載。2万円台で入手可能なプライスも魅力です。 シチズンらしいデザイン性を味わえ、実用性とコスパの高さもうれしい1本です。ケース幅は約38mm、ケースとブレスレットはステンレス製、5気圧防水です。別型番にて、文字板色が白黒に塗り分けられた、いわゆる「パンダカラー」のモデルも展開されています。