維新の片山共同代表が会見(全文2完)もう少し高齢の議員がいてもいい
二極にするのが大阪都構想
そこでまず一極じゃなくて二極にするっていうのが大阪都構想なんですよ。東京と同じようなものをもう1つ西につくって分けると。横綱が1人よりは2人のほうがいいという。そこでまず二眼レフにして、一眼レフを。そのあと多極分散にしていくと。一番なんでそれだけ東京に人が集まるかっていうと、ものが全部東京で決まるんですよ。 政治や経済だけでなくてスポーツだって文化だって、社会的ないろんなことだって、全部東京で決まるんで。ものが決まるところに人、金や物や、情報が集まるんです。だからより膨れていくんです。だから東京で全部決めないようにする。大阪で決まる、札幌で決まる、福岡で決まる、そういうのを分けていく。それをもっと分けていくっていうのが道州制なんですよね、結局。 全部東京で決まる意思決定機能を分散していくと。それをブロックごとに、1つのもう意思決定ができるようにすると。連邦国家っていうのか、道洲国家っていうのか、そういうことに究極にしていこうっていうのがわれわれが言う大きい改革なんです。地方分権。地方にも今、県のままで権限を渡しても限度があるので、それをもっと大きな、独立したような、例えば九州、例えば北海道といえば、オランダやベルギーと同じぐらいなんですよ。そういうところが意思決定をできるような、そういう国にしたほうが国民のためではないか、バランスが取れるのではないかというのがわれわれの考え。 司会:(英語)
日本の雇用システムも出生率の低い理由の1つではないか
記者2:日本の雇用システム、これが出生率の低い理由の1つではないかと思うんですが、雇用制度。例えば企業が女性が妊娠することを好まないというような、そういった傾向もあるのではないかと。(英語)法律上はそのようにうたっていますが、あまり実行されていないように思うんですが。そうなるとなかなか妊娠しづらい状況があるんではないでしょうか。 司会:先生のご意見を。 片山:いいですか。今ご指摘のことは、昔は確かにそうだったと思います。今はやっぱり変わってきましたよ。昔はご指摘のようなことで大変休暇も取りにくいし、妊娠するのは具合が悪いなっていうような感じがありましたけども、今だいぶ変わってきたんだけれどもそれが変わりきっているかどうかは分かりませんね。それで今、男の人も一生懸命女の人を手伝うように、平等に家事をやるように、家事、育児を平等にやるような、そういう小さな、なんとか連盟までできたぐらいですから、空気はだいぶ変わってきています。まだ変わりきってはないかもしれません。もう少し変えたほうがいいかもしれませんね。 司会:ではあちらの方、短い質問お願いします。