女児わいせつ、元学童支援員に懲役2年、猶予4年 那覇地裁「自身の立場を利用」 沖縄
2023年12月ごろ、自身が代表を務める本島内の放課後児童クラブ(学童)で、同クラブを利用していた女子小学生=当時=の下腹部を触るなどしたとする不同意わいせつ罪に問われた、南城市の元放課後児童支援員の被告(38)の判決公判が26日、那覇地裁(加藤貴裁判官)で開かれた。加藤裁判官は懲役2年、保護観察付き執行猶予4年を言い渡した。 クリスマスの日に監禁、婚姻届の記載強要か
判決で加藤裁判官は「被害児童の発達途上の心身へもたらす影響は計り知れない」としつつ「同種事案の量刑傾向も踏まえると実刑選択には至らない」とした。 被告が他の児童にも同様の行為をしていたと指摘し「欲求充足のため自身の立場を利用した」と批判。「他者への心配りを欠いた独り善がりな態度」の改善のため、保護観察を付けた。
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