【宝塚記念】京都開催はプラス!初戴冠狙うローシャムパーク陣営の手応え
宝塚記念 ローシャムパーク 田中博康調教師 ――香港遠征帰り初戦となった前走の大阪杯は2着でした。レースを振り返ってください。 田中博調教師(以下、田):馬の状態は非常に良かったと思います。あのメンバー相手での2番枠は難しいところがあると思ってレース前はいろいろなレースプランを考えましたし、実際ある程度そのなかのプラン通りのレースはできました。負けはしましたが、G1であれだけやれたようにこの子の力は示せたかと思います。 ――今回は宝塚記念に直行するローテーションです。中間の過ごし方を教えてください。 田:前走後に早い段階で「次は宝塚へ」という話になりました。前走はしっかり走りましたが大きく体調が崩れることもなく、中間は放牧先のノーザンファーム天栄で過ごしました。宝塚の約1ヶ月くらい前に帰厩して、順調に調整を進めています。 ――6/12(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 田:前走のときも1週前に戸崎騎手に乗ってもらっていたので、今回も乗ってもらって前走時との比較を確かめてもらおうと考えていました。戸崎騎手の話では「前走のときより行きっぷりが良い」ということでしたし、その辺りを確認してもらえて良かったです。厩舎としては馬の走るフォームが安定してきて調教でも元気良く走れているし、今後レースまで時間があるので細かな点を修正していきたいと思っています。 ――京都初参戦です。京都芝2200という舞台適性への見通しは。 田:外回りの広いコースになるので操縦性がカギになると思いますが、その辺りを上手くクリアできれば、長く脚を使えるこの子にとってはプラスに働くコース条件かと思っています。 ――レースに向けて意気込みをお願いします。 田:以前からG1タイトルを取れるだけの馬だと思っています。前走で悔しい思いをしましたし、何とかここで取りたいという気持ちです。
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