前田和摩

関東学生陸上競技連盟（関東学連）は7日、第101回東京箱根間往復大学駅伝予選会（19日、陸上自衛隊立川駐屯地～国営昭和記念公園）のエントリーを発表した。 前年度の本戦上位10校以外が出場する箱根駅伝予選会はハーフマラソンで上位10人の合計タイムを争い、上位10チームが本戦に出場できる。今年1月に行われた第100回箱根駅伝では青学大、駒大、城西大、東洋大、国学院大、法大、早大、創価大、帝京大、大東大がシードを獲得。11位以下だった東海大、国士舘大、中大、立大、日大、日体大、順大らが予選会に回る。 箱根11位の東海大は5月の関東学生対校選手権男子１部１万メートル5位の花岡寿哉（3年）らをエントリー。前回1区区間5位と好走した兵藤ジュダ（3年）はメンバーから外れた。 前回13位の中大は阿部陽樹（4年）や関東インカレ男子1部ハーフマラソン3位の白川陽大（3年）らが登録されたが、吉居駿恭（3年）や溜池一太（3年）、6月の日本選手権男子3000メートル障害3位の柴田大地（2年）らはメンバー外となった。1年生は関東インカレ男子5000メートル6位入賞の岡田開成ら5人がエントリーされた。 前回17位の順大は浅井皓貴（4年）や吉岡大翔（2年）、永原颯磨（1年）らが登録された。前回10年ぶりに箱根出場を果たし、22位だった東農大は大エースの前田和摩（2年）が外れた。前田は前回の予選会で日本人トップの走りで貢献し、今年5月の日本選手権1万メートル（静岡）では27分21秒52のU20日本記録を樹立して3位に入っていた。