渡辺監督の”後任”は…?西武の監督候補に挙がる大物(6)ライオンズに来てほしい“超名将”
2024年シーズンは、パ・リーグ最下位に沈んだ埼玉西武ライオンズ。そんな中、指揮官の渡辺久信監督代行が今季限りでの退任を表明した。今季90敗以上を喫したチームを、次は誰が率いるのか。後任候補の人選に注目が集まっている。そこで今回は、西武の次期監督候補をピックアップする。
工藤公康
投打:左投左打 身長/体重:176cm/80kg 生年月日:1963年5月5日 経歴:名古屋電気高 ドラフト:1981年ドラフト6位 プロ通算224勝を積み重ねた工藤公康も、候補に挙がる1人だろう。 名古屋電気高(現:愛工大名電高)では、3年夏の甲子園でノーヒットノーランを達成するなど活躍。その後、1981年ドラフト6位で西武ライオンズに入団した。 プロ4年目には34試合に登板し、8勝3敗、防御率2.76の成績で最優秀防御率を獲得。その後は2桁勝利を幾度となく達成し、エース左腕として西武の黄金時代を支えた。 1994年オフにはFAで福岡ダイエーホークス(現:ソフトバンク)に移籍。1999年には26試合の登板で11勝をマークして日本一も達成。同年の日本シリーズで優秀選手賞に選ばれるなど、新天地でも活躍が続いた。 その後は読売ジャイアンツや横浜ベイスターズ(現:DeNA)でプレー。最後は古巣・西武に戻り、2011年限りでユニフォームを脱いだ。 現役引退後、2015年からはソフトバンクの監督に就任。就任1年目からリーグ制覇・日本一を果たすと、2017年から4年連続で日本一を達成した。 翌2021年に退任となったものの、就任7年間でAクラス6回、日本一5回という輝かしい成績を収めた。 現在は、野球解説者などの活動を行っている工藤。今後、再び監督に就任する日も訪れるのだろうか。
ベースボールチャンネル編集部