日本ハム・田宮 勝負の来季へ「個打率3割、盗塁阻止率4割を超えられるように」
日本ハムの田宮裕涼捕手(24)が4日、北海道北広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、アップ査定でサインした。 プロ6年目の今季は109試合に出場し打率・277、3本塁打、30打点、10盗塁。いずれもキャリアハイを更新し「やっぱり、キャンプを(1軍の)名護で始まって、まず開幕スタメンで出られたのは良かった。昨年の今頃は1軍でこんなに出られるとは思っていなかった。今年たくさん出られて良かったかな」と、素直に喜んだ。 今季序盤はリーグ首位打者を争ったが、終盤に失速した。来季へ向けて「僕も欲しいタイトルは首位打者。今年の最初は出来すぎだったが、来年は1年間打てる技術を磨いて(ソフトバンクの)近藤さんに並ぶくらいの打撃技術を磨きたい」と意気込む。その上で「チームの優勝に貢献するのが第一で目標だが、個人としては打率3割、盗塁阻止率4割を超えられるように。盗塁は来年も2桁走りたい」と、青写真を描いた。