他人のIDで新幹線チケット127万円分購入した疑い 不正アクセス容疑で男女2人逮捕 換金目的か 広島
今年6月、不正に入手した他人のIDなどを利用し、新幹線の予約サイトからチケット約127万円分を購入し、駅で発券したとして警察は広島県福山市に住む男女2人を逮捕しました。 私電磁的記録不正作出・共用などの疑いで逮捕されたのは、福山市三之丸町の合同会社代表社員、山尾孝雄容疑者(30)と福山市西新涯町の無職、藤井瑠香容疑者(29)です。 警察によりますと2人は氏名不詳者と共謀し6月13日、不正に入手した別の企業に勤める社員のID・パスワードで新幹線のインターネット予約サイトにアクセスして、「東京・博多間」の新幹線チケット42枚計126万9240円分を購入しJR新大阪駅の券売機から発券した疑いがもたれています。 JRから被害の相談があり事件が発覚し、防犯カメラの捜査などで2人の関与が浮上しました。警察は捜査に支障が出るとして2人の認否を明らかにしていません。 2人はJR福山駅の券売機からも発券を行っていたことが明らかになっていて、警察はチケットを現金に変える目的で他にも同様の手口で犯行を繰り返していたとみて、他人のIDやパスワードの入手方法など詳しく調べています。
広島ニュースTSS