「グッチ」のマルコ・ビッザーリ前CEOが投資会社を設立 「エリザベッタ フランキ」の株式23%を取得
ビッザーリは、05年にステラ マッカートニー (当時はケリングの傘下。18年に独立)の社長兼CEOとしてケリングに入社。09年にはやはり同社が擁するボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の社長兼CEOに就任し、12年にはケリングの取締役会のメンバーに。14年にグッチの社長兼CEOに就任し、15年に同ブランドのアソシエイト・クリエイティブ・ディレクターだったアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)をクリエイティブ・ディレクターに任命。22年11月にミケーレが退任した際には、ビッザーリ社長兼CEO(当時)も退任するのではとの臆測が流れたが続投し、23年1月にミケーレの後任として「ヴァレンティノ(VALENTINO)」でファッション・ディレクターを務めていたサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)を新クリエイティブ・ディレクターに任命。そのデビューコレクションを見届けた後、23年9月23日付で退任。その後の動向が注目されていた。