都会は商業施設へのアクセスはよいと思いますが、家賃が高いですよね? 節約するなら地方に住むべきでしょうか?
地方に住むメリット
地方は都会に比べると生活しづらいイメージがありますが、メリットもたくさんあります。具体的に解説します。 ■広い家に住める 地方は都会よりも土地が安いため、広い家に住むことができます。都会だと広い土地があっても高く、お金がかかってしまいます。地方であれば広い土地が多いため、自分の理想の家が建てられるでしょう。 ■子育てしやすい 地方は自然も多く、子どもをのびのびと育てられるでしょう。公園や緑も多く、子どもたちが自然に触れながら成長することができます。農業など都会では味わえない体験もできるでしょう。 ■環境が落ち着いている 地方は都会よりも人口が少ないため、のびのびと落ち着いた生活が送れるでしょう。近年では大型ショッピングモールの建設も増えているため、地方でも生活に困りません。また、物価も安く、経済的にも安心です。
地方に住むデメリット
都会よりも落ち着いた環境で過ごせる点が魅力ですが、デメリットもあります。具体的に解説します。 ■通勤に時間がかかる 勤務先が都会の場合、通勤だけで多くの時間がかかります。場合によっては早起きが必要だったり、帰りが遅くなることもあります。また、地方の場合は公共交通機関が都会よりも充実していないケースが多く、車が必要になります。通勤ラッシュ時には渋滞も予測されるため、余裕を持った行動が大切です。 ■資産価値が下がる 都会への人口流入が続いているため、地方の資産価値は今後下がる可能性があります。将来売却を考えている場合は、資産としての価値はそれほどのものにならないかもしれません。地方に住んでゆくゆく売却を考えている場合には、再開発が進む場所や住宅地があるエリアかどうかを考慮して購入しましょう。
それぞれの特徴を理解して住環境を決めよう
都会と地方、それぞれよさがある一方で、懸念すべき点もあります。節約を意識するなら、地方に住むのがおすすめです。都会から遠くなるほど値段は安くなります。都会と地方の両方のよさを感じたいなら、都会に通える範囲に住むのがおすすめです。 都会に住まなければ家賃や戸建て・マンションの購入費用が抑えられ、アクセスもよいことから生活には困らないでしょう。それぞれの魅力を理解し、自分に合った最適な住環境を探しましょう。 出典 統計局 消費者物価地域差指数 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部