ア・リーグ優勝決定シリーズ第４戦、初回に２ランを放つヤンキースのソト（１８日）＝Ｄａｖｉｄ　Ｄｅｒｍｅｒ－Ｉｍａｇｎ　Ｉｍａｇｅｓ

　米大リーグのワールドシリーズは２５日（日本時間２６日）、ロサンゼルスで開幕する。ドジャース（ナ・リーグ）と対戦するヤンキース（ア・リーグ）の主力打者、フアン・ソトとはどんな選手か、紹介する。（デジタル編集部） 【写真】大谷翔平　今季ホームラン全集

　ドミニカ共和国出身で現地２５日に２６歳の誕生日を迎えた。１９歳の２０１８年にナショナルズでメジャーデビューした外野手。巧みなバットコントロールを武器にすぐに活躍し、１１６試合で打率２割９分２厘、２２本塁打という好成績を残した。２０年にはナ・リーグ史上最年少となる２１歳で首位打者を獲得した左打者だ。

大リーグのプレーオフ組み合わせ

　２１年にオールスターゲームに初出場。ホームラン競争では、エンゼルス時代の大谷翔平と１回戦で対戦し、２度の延長の末に破った。翌２２年にもホームラン競争に出場し、優勝した。

　２２年シーズン途中にパドレスにトレード移籍。翌２３年は全試合に出場した。その年のオフにヤンキースにトレード。移籍初年度の今季は、先発の１５６試合はすべて２番打者を務め、打率２割８分８厘、４１本塁打、１０９打点。リーグ最多の１２８得点をマークした。

　ポストシーズンも打率３割３分３厘と好調。特にリーグ優勝決定シリーズは大活躍し、ＭＶＰこそ同僚のスタントンに譲ったが、打率３割６分８厘、３本塁打でワールドシリーズ出場に大きく貢献した。