好投のダルビッシュ「さすがに38歳なので」と苦笑い 大一番も緊張はゼロ
◇MLBナ・リーグ地区シリーズ パドレス10-2ドジャース(日本時間7日、ドジャー・スタジアム) 【画像】10月7日現在のMLBポストシーズントーナメント表 地区シリーズの第2戦に先発したパドレスのダルビッシュ有投手が、試合後の会見に応じました。 日本時間6日から始まったナ・リーグ地区シリーズ。3戦先勝したチームが勝ち上がる本シリーズをドジャースと戦うパドレスは、6日の初戦を落として迎えた7日の第2戦を勝利。対戦成績を1勝1敗のタイに戻しました。 この日、連敗すれば相手チームに王手を許す状況で先発したダルビッシュ投手は、「きょう起きてから全く緊張もなかった。本当に落ち着いていました」と心情を振り返ります。2回にノーアウト満塁を最少失点で切り抜けると、その後はドジャース打線を寄せ付けず。7回82球、被安打3、1失点の快投で勝利投手となりました。 緊張しなかった理由については、「なぜかはわからないですけれど」と話しつつ「さすがに38歳なので。ガチガチに緊張はしていられないです」と苦笑交じりに答えました。 また大谷翔平選手とは3度の対戦でヒットを許さず。投じた15球のうち、ストレートはわずか1球のみと、スプリット、カーブなどの変化球を駆使する工夫が見られました。加えてダルビッシュ投手は「セットに入ってから長く持ったりとか、足の上げている時間を変えたりとか」と、大谷選手の反応やスイングを見ながら、細かい工夫も行っていたそうです。 また、会見では亡くなった義兄である山本KID徳郁さんの写真がプリントされたTシャツを着用して登場しました。