【RIZIN】堀口恭司、フライ級初防衛!南アフリカズールーの身体能力に苦戦も勝利
RIZIN FIGHTING FEDERATION RIZIN DECADE 『RIZIN.49』 2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ 【フォト】ズールーの伸びる蹴りとパンチが堀口を襲う!堀口も反撃 ▼第13試合 フライ級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg) 堀口恭司(日本/アメリカン・トップチーム/王者) 判定3-0 エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ/CIT Performance Institute/挑戦者) 堀口は元UFCファイターで、RIZINではフライ級とバンタム級の2階級制覇、第7代Bellator世界バンタム級王者に輝くなど活躍。今回はRIZINフライ級王座の初防衛戦となる。 対するズールーは、極真空手のバックボーンがあり、 南アフリカのMMA団体EFCの2階級制覇王者。今年9月、RIZINに初参戦すると修斗二階級同時王者の新井丈と対戦。 ヒザや後ろ回し蹴りなど打撃を当て、スタンドパンチでTKO勝利した。 1R、堀口はタックルで走り、コーナーに押し込むと、そこからズールーをリフトしてテイクダウン。ボディにヒザ蹴りを送るが、ズールーが身体能力を発揮し立ち上がる。 今度はズールーが逆にタックルでテイクダウン。堀口はしかし起き上がって前方からギロチンを仕掛ける。ここから頭を抜いたズールーは迫りくる堀口に左フックでカウンター。堀口は一瞬腰が落ちるが、逆に右フックを当て返し、組んできたズールーにグラウンドへ持ち込まれるが三角絞めでとらえる。 2R、堀口はタックルを仕掛けてテイクダウンし、グラウンドで抑えてパウンドで削る。長くズールーをとらえる堀口だが極めに至らず、レフェリーがブレークする。 今度はズールーがタックルも堀口は切る。ズールーが伸びるカウンターの左アッパーを決め、堀口はダメージを受けるも組みつく。ズールーが投げられるが、堀口は逆に上になり、ハーフからパンチを送って終える。 3R、堀口はタックルに出て腰に組みつき投げんとするが、ズールーは倒れないズールー伸びる打撃で応戦。 堀口は左フックからタックルを連係してテイクダウン。ズールーを抑え込んでパンチで打ち続けて試合終了を迎える。 判定は3-0で堀口が制し、フライ級王座初防衛を成し遂げた。 マイクを持った堀口だが「大晦日にしょっぱい試合してすみません。集まってもらってありがとうございます。本当はKOとか一本で勝って上を目指していきたかったんですけど、しょっぱかったのでもっと精進してきます。今日はありがとうございました」と喜びよりも反省が口をついた。