残念ながら最後の8台「Audi R8 Coupé Japan final edition」日本最終限定モデル登場
Audi R8 Coupé Japan final editionの特別メモリアルプレートがフィナーレを刻む
Audi R8は、2006年欧州、2007年日本にて初代が発売された。その日本最終限定モデルを発売するにあたり、特別メモリアルプレートが用意された。これは、シャシーナンバーの入力により、そのクルマ固有の画像を作成する、欧州オーナー向けのVIN Artというプログラムによるもので、Audi R8 Coupé Japan final editionのシャシーナンバーを刻印したメタルポートレートフレームを作成、世界にひとつだけのメモリアルディスプレイプレートとしてオーナーに贈呈されるというもの。
自然吸気高回転型5.2リッターV型10気筒エンジン
Audi R8 Coupé Japan final editionのベースモデルは、Audi R8 Coupé V10 performance 5.2FSI quattro S tronicだ。搭載される自然吸気高回転型5.2リッターV型10気筒エンジンは、最高出力620PS、最大トルク580Nmを発揮。7速Sトロニックトランスミッションはquattroシステムとの組み合わせで、0-100km/h加速は3.1秒という快速。サスペンションには、走行状況に合わせてダンパーの減衰力を制御し、快適な乗り心地と優れたドライビングダイナミクスを実現するアウディ マグネティックライドを搭載している。 車両本体価格(税込)は35,080,000円。
Audi R8の変遷:ハイパフォーマンスV10エンジン
自然吸気V型10気筒エンジンは、2009年初頭に登場したAudi R8に設定され、直噴システムを備え排気量は5.2 ℓ、最高出力は525hpだった。2010年発売のAudi R8 GT editionでは、この10気筒エンジンは560hpを発生し、Audi R8 V10 plus(2012年以降)では550hpを発生。2015年に登場した第2世代のR8では、FSIエンジンを徹底的に見直し、5.2 ℓ FSIエンジンのポテンシャルが引き上げられ、さらにダイレクトに反応し鋭くなった。販売当初、540hpおよび610hpのバージョンを選択可能で、その後のアップデートで、出力が570hpおよび620hpに強化されている。