就活生ユーザーの半数が「TikTok」動画がきっかけで企業に興味 うち4割が実際にエントリー
ダンス動画やおもしろネタなど話題の動画が後を絶たない「TikTok」。若者人気に目をつけた企業がPR動画を作成しているようです。その効果について、株式会社Utakataが就活生のTikTokユーザーを対象にインターネット調査を実施しました。 【画像でわかる】Z世代がよく使う「ビーリアル」って結局何が楽しいの? TikTokと何が違う?
「TikTokで企業の動画を見たことがある」と回答した就活生は約8割
TikTokの検索画面で「企業PR」と入力するたくさんの動画がヒットします。社長自らダンスを踊っている動画や、社員がイタズラを仕掛け合って楽しむ様子、採用担当がおもしろトークを繰り広げるものなど、それぞれに趣向を凝らしたおもしろいものばかり。そんな現状を踏まえ、ショート動画SNSの運用やインフルエンサーキャスティングを行う株式会社Utakataは、就活生のTikTokユーザーの男女95名を対象に、インターネットで「就活生がTikTokで企業に興味を持つか」に関する調査を実施しました。 最初に、「TikTokで企業の動画を見たことがありますか」と質問したところ、79%が「ある」と回答。約8割の人が実際に目にしているほど、企業によるPRが浸透していることがわかります。
就活生の約半数が「TikTokの動画がきっかけで企業に興味を持ったことがある」と回答
次に、「TikTokの動画がきっかけで企業に興味を持ったことがありますか?」と質問したところ、48.3%が「ある」、51.6%が「ない」と回答しました。動画をきっかけに興味を持った就活生が約半数もいるとは、コンテンツとしてかなりの訴求力を持っていると言えるのではないでしょうか。
「実際に働いている人の雰囲気を知ることができる」と好評
さらに、「動画がきっかけで企業に興味を持ったことがある」と回答した就活生にその理由を尋ねたところ、最も多かった回答は「実際に働いている人の雰囲気を知ることができたから」の26票でした。ほかにも、「企業の事業内容を知ることができたから」(19票)、「働き方のイメージを知ることができたから」(11票)、「動画が面白かったから」(11票)、「給与や待遇などの採用情報を知ることができたから」(9票)という結果に。 オリジナリティ溢れる動画も多く、動画内で職場の雰囲気や人間関係の一端が垣間見られるものも多数見られたことから、HPなどに記載されている紹介文よりもダイレクトに伝わりやすいというのはうなずけます。