少しサボるとズボラ見え。見落としがちな「ワンポイントセルフケア」
知らないと損!美容の豆知識#16
「他人からはどうせ見えないし、まあいっか。」で済ませてサボっているパーツはありませんか?その「まあいっか。」の場所、案外他の人から見られているかも?隙なし美人は見逃さない「ワンポイントセルフケア」をご紹介します!
無意識に「ズボラおばさん」認定されてない?
お顔や腕、脚などパッとみてよく見える場所はしっかりお手入れをする方が多いけど、細かくて人からは見えづらい場所、“面倒だしまあいいか”と油断していると、思わぬタイミングで「ズボラな人」認定されるかもしれません。 例えば指先。PCをするとき、何かを書いているとき、食事をするとき、意外にも人から見えやすいパーツです。ネイルが剥がれていたり、指の毛がボーボーに生えていたり、乾燥して爪まわりがささくれていたり……。正直みっともない印象です。 また、ヘア全体のお手入れをする方は多いけど、キワのキワまでお手入れできていると、自信を持って言えますか? 例えば「アホ毛」。髪のお手入れも完璧、ヘアセットも完璧、だけどアホ毛が立っているだけで全てが台無しです。みなさんは、そこまで気を配れているでしょうか。 隙のない美しい女性は 1.お顔と同じぐらいに指先のお手入れにもこだわる 2.日中のヘアケアにも気を配る 3.手軽に使えるワンポイントケアアイテムを持ち歩く これらを日常的に実践しています。最初は面倒に感じても、続けていけばなんてことはありません。 後半では、ズボラ見えから脱出するためのワンポイントセルフケア方法をご紹介します!
「ズボラ見え」から脱出するセルフケア方法
■1.指毛処理は電動シェーバーで優しく処理する 筆者もパソコンを使う仕事をしていますが、タイピングをするときにやはり自分の指先が気になります。ネイルが剥がれていると、“みっともないな、ちゃんときれいにしなきゃ”と思いますが、それと同じぐらいに気になるのが「指毛」。 指の毛は細く気付かれにくいですが、ふとした瞬間やはり気になるタイミングが出てきます。せっかく全身脱毛が終わっていても、シェーバーで全身ツルツルにきれいに保っていても、指の毛の処理が甘いと残念な印象に。 指毛の処理には、カミソリを使うより電動シェーバー(レディースシェーバー)を使うことをおすすめします。 カミソリは比較的深く剃れるのでツルツルにしやすいですが、負担も大きいです。指の毛は細くしなやかなので、電動シェーバーでも目立たなくすることは十分できます。 電動シェーバーには刃が直接肌に当たらないよう工夫されているので肌への負担が少なく、手軽に使いやすいのが特徴です。 指の毛以外にも口まわり、眉の処理にも適しているのでぜひ一つは持っておきましょう! ■2.爪まわりのお手入れにはスティックタイプのネイルオイルを とにかくネイルケアはとても重要。ポリッシュの剥がれは言語道断!仕事によってはネイルNGというところもあるでしょう。そういう方は、せめて爪の形だけでもきれいに整えておきましょう。爪切りで爪を切るだけでなく、ヤスリを使ってなめらかに整えましょう。 可能であれば、透明タイプのネイルポリッシュがあると、さらに美しさも増しますし、ふと自分の指先を見たときにも気分が上がります。 また気を付けたいのが「爪周辺の皮膚」の美しさ。家事の後、保湿をせず放置しておくと、ささくれなどのトラブルを引き起こします。そんなトラブルには、ネイルオイルを。 スティック状になっており、筆でささくれになりやすい部分に軽くなじませます。家の中だけでなく、外でも乾燥によりトラブルを引き起こしやすいので、ぜひ持ち歩いていつでもきれいを保てるようにしておきましょう。 香りにこだわったタイプもあるので、日中気分を上げるために使うのもおすすめです。 ■3.頑固なアホ毛は専用スティックを持ち歩くべし どんなにツヤツヤな髪を手に入れても、きれいにヘアセットできていても、もしかすると「アホ毛」に気を配れていないかもしれません。筆者も髪質が硬く、頭頂部にピョンピョン短いアホ毛が目立っていることがあります。 ワックスやヘアオイルでトレンドのウェットな質感を作っても、アホ毛が目立っているとそれだけで台無しに。ワンポイントケアとして、ここまでぜひ気を配るといいでしょう。 とはいえ、特別なケアをする必要はありません。アホ毛対策にピッタリなヘアケアアイテムも登場しているので、ぜひアイテムに頼ってみましょう! 筆者が愛用しているのは「プリュスオー ポイントリペア」という商品。容器も中のブラシも、まるでマスカラのような形状になっています。 使い方は簡単。アホ毛が気になる部分に根元から撫で付けるようにブラシを当てます。さらに手のひらで軽くおさえるように仕上げると、アホ毛がきれいにおさまります! 質感がパリパリになったり油っぽく見えることもないので普段使いしやすいのもポイント。もちろん持ち運びもしやすいので、出先でアホ毛に気が付いたときも、すぐに対処できます! もし、それでもアホ毛がおさまらない……ということがあれば、ハサミで切りましょう。抜いてしまうと頭皮が傷つき、そこから髪が生えてこなくなる可能性があるので切ってしまうのがおすすめです。 指先から、頭の先までしっかり自分の目で確認し、ワンポイントのセルフケアを大事にしてみてください。そうすれば、「いつもよりわたし、綺麗かも?」と自信にもつながるはず!明日からでも実践してみてくださいね。 写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター) ・連載「編集部美容マニアが教える豆知識」記事一覧をチェック
ハルメク365編集部