<ここに注目>天理vs星稜は名門対決 両チームに大型右腕 センバツ
星稜・佐々木優太主将
名門校との対戦だが、しっかり自分たちの野球をして勝ちたい。今年は投手力、守備力ともに高く、団結力もある。退任する林監督と臨む最後の大舞台なので、必ず監督さんを日本一の男にしたい。
OBに松井秀喜さん
1962年創立の私立校。建学の精神に「誠実にして社会に役立つ人間の育成」を掲げる。難関国公立・私立大進学を目指すAコース、部活動に取り組みながら進学を目指すPコースなどがある。 野球部は学校創立と同時に創部。甲子園には夏も20回出場。最高成績は春が8強、夏が準優勝(95年と19年)。野球部以外の部活動も盛んで、サッカー部は全国高校選手権制覇の経験を持つ。 卒業生に、元プロ野球選手の松井秀喜さん(巨人、ヤンキースなど)や奥川恭伸選手(ヤクルト)、サッカーの本田圭佑選手(ACミランなど)らがいる。
星稜・野球部保護者会会長の小屋開地勉さん
普段は素直で高校生らしく、グラウンドに入るとフェアプレーの精神で真摯(しんし)に野球に向き合う選手たちです。 昨秋の県大会、北信越大会では接戦が続きましたが、持ち前のチームワークの良さで勝ち上がっていきました。スタンドから応援しながら、指導者に教わったことをきちんとグラウンドで表現する姿勢を感じました。 私たち保護者会も、新型コロナウイルスの感染防止対策の観点などから、必要以上に練習に顔を出さないよう努めてきました。それだけに、一冬を越えて成長した選手たちの甲子園での活躍が楽しみです。今年のチームのスローガンは「感恩報謝」。選手たちが感謝の気持ちを胸に笑顔でプレーする姿をぜひ見てください。