「公然の秘密」バルセロナ退団濃厚のベテランサイドバックの行く末は? 大躍進のあのクラブが関心
バルセロナに所属するスペイン人DFマルコス・アロンソの退団が近づいていることがわかった。スペインメディア『Relevo』が、現地時間4日に報じている。契約満了となる今季限りでのバルセロナ退団が決定的で、スペイン国内の2つのクラブが、フリーでの獲得に興味を示しているという。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 2022年夏、チェルシーから1年契約で加入したアロンソは、22/23シーズンに、センターバックで新境地を開いて、怪我人が続出したチームを支えて1年の契約延長を勝ち取った。しかし今季は、CBイニゴ・マルティネスの獲得、カンテラ育ちの17歳、パウ・クバルシの台頭、そして自身の怪我の影響もあり、公式戦は、わずか8試合の出場にとどまった。アロンソが6月30日をもって契約を満了することは「公然の秘密」であり、「7月1日から所属する新しいチームを探さなければならない」と伝えられている。 また、「アロンソはここ数か月、アトレティコ・マドリードと交渉してきたが、合意には至っていない」と、故郷のクラブからの関心も伝えた。さらに、「UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場するいくつかのクラブが興味を示している。その一つがジローナだ。来季を戦う選手の陣容は、まだ何も決定していないが、全ての交渉はこれから始まる。アロンソの名前は、ジローナのキケ・カルセル・スポーツディレクターの補強リストに含まれている」と、バルサと同じカタルーニャ州のクラブへの移籍の可能性も明かされている。欧州CLの優勝経験もあるベテランは、どの地で再起を果たすことになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部