【エリザベス女王杯】前走馬体重536キロの大型牝馬がGI初挑戦 新潟牝馬Sを制したホールネス
新潟牝馬Sを制したホールネス(4歳、栗東・藤原英昭厩舎)は、エリザベス女王杯がG1初挑戦となる。同馬はLope de Vega産駒の愛国産馬で、デビュー以来6戦4勝、2着1回、3着1回という成績を残している。エリザベス女王杯が3歳以上のレースになった1996年以降、外国産馬の勝利は2002年ファインモーションだけで、ホールネスには22年ぶりの外国産馬によるエリザベス女王杯制覇がかかるが、GI初挑戦で勝利を挙げることができるだろうか。同馬には坂井瑠星騎手が騎乗する予定だ。なお、種牡馬Lope de Vegaの産駒は、今年の仏ダービー馬ルックドゥヴェガなど欧米を中心に多くの活躍馬が出ているが、今回がJRA・GI初出走となる。 ホールネスは昨年4月のデビュー戦での馬体重は498キロだったが、前走の新潟牝馬Sではデビュー戦と比較してプラス38キロとなる536キロの馬体重で勝利を挙げた。エリザベス女王杯での最高体重優勝記録は2020年ラッキーライラックの「522キロ」、JRA重賞における牝馬の最高体重優勝記録はバウンスシャッセが16年愛知杯で記録した「540キロ」で、勝てばどちらの記録も更新する可能性があるホールネスのレース当日の馬体重にも注目が集まる。