PURE-Jの新人オーディションで匿名希望の長身マスクウーマンと、今春から中学生となるチェスカの愛娘が合格!
6日(水)、PURE-Jが新人オーディションを開催し2名が参加した。これまで古くからの慣習に合わせて新人の入門は15歳(中学卒業)~25歳ぐらいまでとしてきたPURE-Jだが、このたび年齢の制限を撤廃。黒いマスクを着用して臨んだのは「宝塚が好き」というジェンヌ(仮)さん。そして昨年末にPURE-Jに入門したフィリピン人初の女子プロレスラーであるチェスカの愛娘で、今春に小学校卒業・中学生となるシャリーナさん。 PURE-J主催の女子プロレス教室に通っている2人は基礎運動、ロープワーク、受け身など練習の成果を発揮すると、自己PRではジェンヌさんが三転倒立をしながら『ベルサイユのばら』の曲を歌い、「スポーツが好きでバスケが得意」というシャリーナさんはブリッジで体の柔らかさを証明。ボリショイ代表が「2人とも合格です!」と告げると、一緒に見届けたPURE-Jの選手たちから拍手が贈られた。
<質疑応答> ━━プロレスラーになろうと思ったきっかけは? ジェンヌ「子供の頃に憧れてまして“なれるものならなりたい”と思い、今はいろんな境遇でレスラーになりたい方がいらっしゃるということで、自分の人生に照らし合わせた時に、もちろん今の仕事も一生懸命もっと頑張っていこうという気持ちもあったんですが、リングに触れてみたい気持ちがありまして。こちらのPURE-Jさんではマンツーマンで教えて頂けるということで参加させて頂きまして、どんどんいろんなことをやってみたいという気持ちのまま、今回このような挑戦をさせて頂く機会を頂きました」 シャリーナ「自分はお母さんに憧れて、プロレスを目指して強くなりたいと思いました。お母さんに相談したところ“ココが1番いいよ”と言われたので、お母さんと一緒に参加できて嬉しいです。今日はお母さんがいないんですけど、自分もお母さんみたいに強くなって、お母さんと同じ立場で並びたいです」 ━━これだけは絶対誰にも負けないという武器は? ジェンヌ「年齢不詳ということでやらせて頂きたいんですが、やはり夢を持ちたいというのもありますし、見ている方にも夢を抱いて頂きたいと。本来のプロレス界であれば年齢的にはもう引退している歳だと思うんですが、あきらめたらそこで終わり。長いことできないのはわかってます。でも1分1秒でもプロレスラーとして実感できれば私はそれが幸せであると同時に、同年代の方にも元気を出して頂いて。“ここが限界だ”と思わないで、まずはチャレンジすることを大前提で頑張らせて頂きたいと思います」 シャリーナ「自分は心に決めた目標を達成できるまで、あきらめないことです。“1度心に決めたことは最後までやり遂げる”とお母さんに教えてもらって、できるまでひたすら練習して、できるようになったら最初の自分を見比べて強くなっていきたいと思います」