フォーシーズンズホテル大阪に「鮨 ラビス」 日本初出店、フレンチと和の融合
モダンフレンチ&江戸前ずし「鮨(すし) ラビス 大阪 ヤニック・アレノ」が10月25日、堂島の「フォーシーズンズホテル大阪」(大阪市北区堂島2)37階にオープンした。(梅田経済新聞) 【写真】シェフのヤニック・アレノさん(右)と料理長の安田至さん(左) フランス・パリ、モナコ・モンテカルロに続く3店舗目。パリの店舗は「ミシュランガイド フランス 2024」に2つ星付きで掲載されている。シェフのヤニック・アレノさんが監修し、フランス料理の技法を取り入れたモダンフレンチと江戸前ずし、デザートをコース形式で提供する。席数は、カウンター=18席、個室=6席。 おまかせメニューは、ランチ=2万円、ディナー=3万5,000円。コースの前菜は、アレノさんがごま豆腐から着想を得たという「アーティチョークの豆腐、スモーク川カマスの卵」、シソやアオノリを味のアクセントに加えた「牡蛎(かき)、麒麟(きりん)菜、米クリーム」などフレンチと和を融合させた料理を提供する。メインの握りは、ランチ=8貫、ディナー=14貫。パティシエが目の前で仕上げるデザートは、「白味噌(みそ)と麦のアイスクリーム、酢橘(すだち)のジュレ」など和の要素を取り入れる。 アレノさんは「大好きな日本でラビス3号店をオープンできて大変うれしい。3店舗は兄弟のようなもので、同じメニューであってもそれぞれの土地でしか楽しめない食材を使う。例えば全店で提供するエビの炭火焼きは、パリとモンテカルロでは手長エビ、大阪ではボタンエビと素材を変えている」と話す。 営業時間は、ランチ=12時~15時、ディナー=18時~21時。水曜定休。
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