冬の訪れを告げる恒例行事 光・虹ケ浜海岸の児童がマツのこも巻き体験
KRY山口放送
冬の訪れを告げるイベントを児童が体験です。 松を害虫から守る「こも巻き」…きょう(12日)光市の小学生が体験しました。 光市・浅江小学校の3年生が虹ケ浜海岸近くの松林で体験した”こも巻き”。 寒くなると暖かい場所を求めて移動するマツの害虫・マツケムシの習性を利用して、立冬のころに行う伝統的な害虫駆除の方法の1つです。 光市の虹ケ浜海岸と室積海岸にはおよそ4万2千本のクロマツがあり風や砂から生活を守る重要な役割を果たしています。 児童たちはわらで編んだこもを幹の太さに合わせて巻き付け、縄でしっかりと固定していました。 (児童) 「害虫が落ちてくるから捕まえて退治しようと思った」「縄を引っ張るのが力がないと難しかったしやってみると楽しかった。(松は)大切な存在。」 きょうは室積と虹ケ浜の2つの海岸合わせておよそ40本の松にこもが巻かれました。 こもは来年3月上旬ごろに取り外される予定です。