職場の昼食は毎日「ゆで太郎」です。430円の「かけ蕎麦」ばかり食べていますが、栄養は偏りますか? 蕎麦なら健康に良いでしょうか?
物価高が続いており食品の値上げも止まらない中、昼食代を少しでも節約したい人は多いでしょう。節約と手軽さから、ランチや夕食を大手チェーン店の丼ものや麺類で済ませている人もいるでしょう。 本記事では、職場でのランチを毎日ゆで太郎の「かけそば」で済ませた場合、栄養が偏る可能性があるのかを解説します。あわせてランチ代の節約方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ランチを毎日ゆで太郎の「かけそば」で済ませた場合の費用
ゆで太郎とは、2023年に創業29周年を迎えた大手そばチェーン店です。「おいしいおそばをできるだけ安く、気持ちよく召し上がっていただく」を経営理念に、駅前を中心に全国に300店舗以上出店しています。 ゆで太郎のメニューの中で最も安いのは「かけ(かけそば)」「もり(もりそば)」でいずれも430円(税込)です。職場でのランチを毎日ゆで太郎の「かけそば」で済ませる場合、1ヶ月間にかかる費用は、出勤日を22日とすると430円×22日=9460円(税込)となります。1年間にかかる費用は、単純計算で9460円×12ヶ月=11万3520円です。
1日1食ゆで太郎の「かけそば」を食べると栄養的には問題ない
毎日ゆで太郎の「かけそば」を食べる場合、栄養面で不安を感じる人もいるかもしれません。結論からいうと、1日1食であれば毎日そばを食べても大きな問題はないでしょう。他の2食で足りない栄養素を補えば、栄養不足になることはないと考えられます。 ゆで太郎の公式サイトによると、「かけそば」1食あたりのエネルギーは386kcalです。1日に必要なエネルギー量は、活動量の少ない成人女性は1400~2000kcal、男性は2200プラスマイナス200kcal程度が目安とされています。このことから、ランチにゆで太郎の「かけそば」を食べてもカロリーオーバーとなる可能性は低いでしょう。 また、そばにはタンパク質や脂質、食物繊維などがバランスよく含まれています。ただし、ゆで太郎の「かけそば」にはネギ以外の野菜が含まれていません。そばにタンパク質が含まれているとはいえ、3食すべてゆで太郎の「かけそば」にすると当然タンパク質不足となります。あくまでも1日1食程度にとどめ、他の2食で足りない栄養を補うようにしましょう。