“ニッポンのお菓子”に外国人観光客が感動 定番商品も訪日客向けに変化
この抹茶とともに人気なのが、おまんじゅうなどの和菓子です。客の半数以上が外国人です。カナダからの観光客は、早速おまんじゅうを購入。ゴマのあんこが入ったその味は…? カナダからの観光客 「ベリーグッド。セサミ」 「ヘルシーバージョンのチョコレートクッキーみたい。こんな味の食べ物、初めてです」 生地には“しょうゆ”が使われていて… カナダからの観光客 「これしょうゆが入ってるの? 全然わからなかった! でも本当においしいです」 初めての味に満足していました。 ◇ 外国人を魅了するニッポンのお菓子ですが、海外にはどんなものがあるのか。そこで聞いてみました。「あなたの国の自慢のお菓子、教えてください!」 まずは、日本や韓国など“アジアツアー中”というトルコ出身の観光客。 トルコ出身 「私が生まれたトルコには、バクラヴァというとても甘いお菓子があります。ピスタチオと砂糖が入っていますよ」
教えてくれたのは、「バクラヴァ」というお菓子。何層もの生地にナッツやピスタチオを混ぜて焼き上げ、甘いシロップをかけていただくパイのような一品で、トルコだけでなく近隣の国でも食べられているそうです。 トルコ出身 「宗教的なお祭りなど、とても特別な日に準備して食べるお菓子です」
続いてはスペインからの観光客。教えてくれたのは… スペインからの観光客 「ロスコン・デ・レジェスという、スペインのクリスマスの祝日にあたる1月6日に食べるお菓子があります」 年に1度のお楽しみ、巨大ドーナツのような“お菓子”。その名も「ロスコン・デ・レジェス」。実際はパン菓子なのですが、中身に“仕掛け”があるそうで… スペインからの観光客 「いくつかサプライズが、仕掛けてあって、1つはソラマメです。もう1つは王様のフィギュアで、入っていたらあなたは王様になれます」 “ロシアンルーレット”のようなゲームをしながら食べるもの。切り分けられたパン菓子に、ソラマメが入っていると“罰”として… スペインからの観光客 「次の年のお菓子をその人が買わなければいけません」 数年前には女性にソラマメが巡ってきたため、翌年のお菓子代を支払ったそうです。 お菓子が愛されるのは万国共通。ニッポンのお菓子もますます愛される存在になっていきそうです。