第6世代の新型「BMW 5シリーズ ツーリング」登場! 5シリーズ最後となるエステートモデルは日本にもやってくる!
ニューBMW 5シリーズ ツーリングはリアアクスルエアサスペンションを標準装備
オールエレクトリックモデルとプラグインハイブリッドには、オートマチックレベリングを含むリアアクスルエアサスペンションが標準装備されている。「i5 eDrive40ツーリング」と「530eツーリング」には、ショックアブソーバーのストローク制御も採用されている。 アシスタンスシステムのハイライトは、オプションのドライビングアシスタントプロフェッショナルだろう。130km/hまでの速度であれば、ステアリングホイールから手を離し、クルマの自律走行に任せることができる。
車両が提供する車線変更は、左側のエクステリアミラーを見ることで開始できる。インジケーターの設定から必要なステアリング操作、追い越し後の車線復帰まで、必要な操作はアシスタントが代行する。 結局のところ、エンジンとアシスタントの選択は、個人的な要求だけでなく、自分の予算にも左右される。「520d」は61,750ユーロ(約988万円)から、「i5 M60 xDrive」は101,500ユーロ(約1,624万円)からとなっている。
誰が乗っても同じトランク
価格や性能データとは別に、潜在的な顧客は、5シリーズのトランクスペースに妥協がないことに満足するはずだ。内燃エンジン車か電気自動車かに関係なく、リアベンチシートの位置にもよるが、大きく開くテールゲートの後ろには、570~1700リットルの収納スペースが待っている。
電気自動車の牽引能力も素晴らしい。「i5 eDrive40」は1.5トンを牽引できるが、「i5 M60 xDrive」は2トンを牽引することさえできる。 先代モデルと比較して、「5シリーズ ツーリング」は全長が10cm近く伸びて5.06m、全幅が1.9m、全高が1.15mになった。また、ホイールベースは2.99mとなり、特に乗員には恩恵がある。BMWによると、このホイールベースは競合モデルと比較しても最大だと主張している。
ダイナミックなルックス
ツーリングのフロントデザインはサルーンと共通だ。BMWキドニーグリル、LEDツインヘッドライト、ブルーのデザインエレメントが、BMWブランド特有の4つの目を持つ顔を作り出している。フラットなサイドウィンドウのグラフィックはスリムなDピラーを強調し、長いルーフスポイラーはスポーティさを強調している。リヤデザインもサルーンをベースにしているが、リヤウインドウ下のティアオフエッジや、L字型のクロームストリップで仕切られたサイドセクションに大きく伸びたリヤライトなど、ツーリング独自のキャラクターを与えている。 インテリアでは、サルーンとツーリングに違いはない。エステートのさまざまな用途を最適化する機能に溢れている。