オリックス5位ルーキー・東山玲士、元メジャーリーガーの先輩のアドバイス入りサイン色紙を持参
オリックスのドラフト5位ルーキー右腕、東山玲士投手(24・ENEOS)は7日、大阪市此花区の球団施設にある「青濤館(せいとうかん)」に入寮した。持参したのは、同社OBの元メジャーリーガー、田沢純一投手(38)から贈られたアドバイス入りのサイン色紙だ。 ENEOS(エネオス)から直接メジャーリーグに挑戦し、レッドソックスなどでのプレーを経て古巣に復帰した田沢とは、昨年までチームメートだった。 プロ入りに際して、主にリリーフとしてメジャー通算9年で388試合21勝26敗4セーブ、89ホールドの防御率4・12の田沢に助言を求めたところ「一球一球を大切に!」と書いたサイン色紙を贈られたという。 「ボールを放したらもう自分ではどうすることもできないから、ボールを放すまでの準備をしっかりすれば自信もついてくるし、抑えられるんじゃないかと言っていて、それが身に染みて、準備の大切さを感じさせられました」 背番号「45」の最速は151キロ。8日からは新人自主トレが始まる。即戦力の自覚があり「1年間ケガすることなチームの勝利に貢献することが目標です。(将来的には)平野(佳寿)選手のように息の長い選手というか、1年でも長く現役を続けられる選手になろうと思います」と抱負を語った。
中日スポーツ