マコーレー・カルキン『ホーム・アローン』悪役ジョー・ペシに指を噛まれたと告白
クリスマスを舞台にした名作ファミリー映画『ホーム・アローン』。撮影当時7歳だったマコーレー・カルキンは、悪役のジョー・ペシに本当に嚙まれたことがあったそうだ。 【写真】日本公開から33年! 『ホーム・アローン』“あの頃”とその後の姿を見比べ Varietyによると、マコーレーは今年「A Nostalgic Night With Macaulay Culkin」と銘打ったツアーを開催し、アメリカ各地で『ホーム・アローン』の上映会と質疑応答イベントを行っているそう。今月初めにイリノイ州ローズモントで行われたイベントで、撮影当時を振り返った。 マコーレーによると、ジョーは当時、「僕を怖がらせようとした」「まるで、この子どもを威嚇してやりたいという感じだった」そう。ジョーは泥棒と被害者の力関係を表現するのに役立つだろうと考えたらしいが、ハリーがケビンの指を噛んでやると脅すシーンのリハーサルでは、それが思わぬ事態を招いたようで、勢い余って実際にマコーレーの指を思いっきり噛んでしまったそうなのだ。 「彼の顔を見たけれど、ジョー・ペシがあれほど恐怖におののいているのを見たことがなかった。彼は『子どもを噛んじまった!』という顔をしていたよね」と振り返る。「傷が残っている」と語るマコーレーだが、ジョーを思いやってか、当時は大きなリアクションを取らなかったそうだ。 本作で大ブレイクを果たしたマコーレーだが、悪役のジョーが本当に彼を怖がらせたように、母役のキャサリン・オハラは、本当の母のような存在だったとみえる。彼女とは、今も会う度に「ママ!」「息子よ」と声を掛け合う関係だといい、昨年12月にマコーレーがハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星を獲得した際は、セレモニーにキャサリンも駆けつけ、「マコーレー、おめでとう。殿堂入りは当然。あなたのことを1度ならず2度も置いてきぼりにしてしまったフェイクママを、このハッピーな場に参加させてくれてありがとう。あなたを誇らしく思います」とスピーチしていた。