柔道の高市未来、現役引退 女子63キロ級で五輪3度出場
コマツ女子柔道部は30日、女子63キロ級で五輪に3大会連続出場した高市未来(30)=旧姓田代=の現役引退を発表した。高市は所属先を通じ「本当に幸せな現役生活だった。ここまで経験したことを生かしつつ、柔道界、世の中に少しでも貢献できるよう、より一層努力していきたい」とコメント。今後は同社のコーチとして後進の指導に当たる。 東京都出身。神奈川・相原中―東京・淑徳高で鍛え、鋭い足技と堅実な寝技でジュニア時代から活躍した。3度の五輪は2016年リオデジャネイロ大会の5位が最高で、21年東京大会、今夏のパリ大会はともに2回戦敗退だった。