ドゥカティ特別仕様車「パニガーレV4 “トリコローレ”」発表! “210馬力”超えエンジン&非対称カラー採用! イタリアが産んだ傑作バイクとは?
ドゥカティのレーシングスピリットと誇りを体現する特別仕様車
2024年12月8日にドゥカティジャパンは、「パニガーレV4」の特別仕様車として「パニガーレV4 トリコローレ」を発表しました。 このモデルは、大型自動二輪免許で乗れる1103ccのスーパーバイクに分類されるモデルです。 【画像】超カッコイイ! 特別仕様車「パニガーレV4 トリコローレ」の画像を見る!(18枚)
パニガーレ V4トリコローレは、1984年に登場したアイコニックなモデル「750 F1」に敬意を表し、ドゥカティのレーシング精神とブランドの誇りを体現したコレクターズモデルです。 特別装備として、ハンドルトップブリッジに車名とシリアルナンバーが刻印されています。さらに専用の証明書やカバー、シリアルナンバー入りのイグニッションキーが付属します。 キーオン時には、ダッシュボードに専用のアニメーションが表示され特別感を演出します。 オーナーは、バイクのカラーリングに合わせてデザインされた限定版のヘルメットとジャケットをオプションで購入することができ、体験をさらに充実させることができます。 ベース車は、MotoGPマシンにもっとも近いバイク、最新型の「パニガーレ V4」となっており、基本的なスペックは、パニガーレV4と同様となります。 パニガーレV4は、2018年に登場したドゥカティ初のV型4気筒エンジン搭載モデルです。 パワーユニットは、最高出力216馬力、最大トルク120.9Nmを発揮する最新型1103cc「デスモセディチ・ストラダーレ」エンジンを搭載。 このエンジンは、90度V型4気筒レイアウトを採用しており、バランスの取れたパフォーマンスと高回転域でのスムーズな加速を提供します。 また、逆回転クランクシャフトが採用され、ハンドリング性能が向上しています。 外装では、本モデル最大の特徴であるイタリア国旗を表現した「緑・白・赤」の鮮やかなカラーリングです。 このデザインは、イタリア国旗へのオマージュであり、サイドフェアリング下部のチェッカーフラッグのグラフィックがスポーツバイクとしてのキャラクターを強調し、左右で見せる表情が異なり美しさと力強さを感じさせます。 アルミフレームとカーボンファイバー素材が、軽量化と高級感を両立しています。さらに、ウイングレットやエアロダイナミクスパーツが装備され、走行性能も向上しています。 また、LEDライトやスリムなボディラインが、全体の洗練された印象を強調しています。 足回りには、オーリンズ製の電子制御サスペンションを採用し、ライダーの操作に応じて瞬時に調整が可能。サーキットから一般道まで幅広いシチュエーションに対応します。 ブレーキは、ブレンボ製の高性能キャリパーと量産スポーツバイクで初となるT-DRIVEフィン付きダブル・ディスクを採用。MotoGPからフィードバックされた技術が反映されており、強力かつ安定した制動力を発揮します。 超軽量のカーボン製ホイールにピレリ ディアブロ スーパーコルサ SPタイヤを採用し、トラクション性能とコーナリング性能を最大限に引き出します。 機能面では、最新世代のライディングモードやコーナリングABS、トラクションコントロール、ウイリーコントロールなどの高度な電子制御システムが、安全性とパフォーマンスを両立します。 視認性の高い6.9インチのフルカラーTFTディスプレイが装備され、速度、回転数、ライディングモードなどの情報を一目で確認できます。さらにレーシング用のデータ収集機能も追加され、ライダーの技術を最大限に引き出すことが可能です。 カラーは、イタリア国旗をオマージュした美しいトリコロール1色のみの展開となります。 なお、新型パニガーレV4 トリコローレの車両価格は、発表されていません。生産台数は、世界限定1000台です。
くるまのニュース編集部