セルロート、アルバレス、ル・ノルマンら補強のアトレティコはリーグ制覇狙える? カギは昨季崩れた守備にあり
戦力的には頂点を狙える力がある
今季もラ・リーガはレアル・マドリードとバルセロナの2強が優勝争いをリードしていく展開となるのだろうが、そこに喰らいつく第3のチームとして期待されるのがアトレティコ・マドリードだ。 今夏はすでにビジャレアルからFWアレクサンデル・セルロート、レアル・ソシエダからDFロビン・ル・ノルマン、さらにはマンチェスター・シティからFWフリアン・アルバレスを獲得。 FWアルバロ・モラタはミランへと移籍したが、アトレティコの戦力はまずまずと言えよう。バルセロナ、レアルと上位を争ってほしいチームだ。 ただ、やはりディエゴ・シメオネのチームは守備がカギだ。アトレティコのDFセサル・アスピリクエタは、昨季の守備が酷いものだったと認めている。昨季はリーグ戦で43失点を喫してしまい、リーグ4位に終わった。ここ10年でリーグ戦失点数が40点を超えたのは2度目のことで、シメオネ率いるチームとしては多すぎるか。 スペイン『as』によると、アスピリクエタもクリーンシートを増やしていく必要があると改善を誓う。 「昨季に比べて、守備面を大きく改善しなければならないのは事実だ。僕たちはすべてのゲームで3、4ゴールを奪うことができるわけではないからね。競争したいなら守備をもっと良くしないと。目標はクリーンシートを達成することであり、難しいゲームを1-0で勝っていかなければならない」 まずはアトレティコらしい堅守からリズムを作っていきたいところで、戦力的には優勝争いに絡めるはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部