米利下げ織り込み、年内少なくとも1回で変わらず-PCE統計後
(ブルームバーグ): 31日のスワップ市場では、4月の米個人消費支出(PCE)価格指数データ発表後も、年内少なくとも1回の利下げ予想を維持した。
米PCEコア価格指数、4月は伸び鈍化-FRBにとって正しい一歩
米連邦公開市場委員会(FOMC)に連動するオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)契約は、引き続き12月に25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを完全に織り込んでいる。9月の利下げ確率は50%をわずかに割り込んだ。2024年通年では、合計33bpの利下げを示唆しており、30日終値から変わらず。
米国債はデータ発表後に小幅な下げを埋め、利回りはやや低下。米金融政策見通しの変化に敏感な米2年債利回りは直近で約1.5bp低下の4.91%。
原題:Treasury Yields Dip After Inflation Gauges Match Estimates(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
Michael Mackenzie