福岡ソフトバンクホークス・川村友斗(C)産経新聞社

9月22日、プロ野球の公式戦6試合が行われた。 DeNA[6-3]ヤクルト 中日[2-1]広島 阪神[1-0]巨人 ソフトバンク[11-5]楽天 ロッテ[7-2]西武 オリックス[2-3]日本ハム 横浜DeNAベイスターズが逆転勝ちで再び3位に浮上した。DeNAは2点を追う3回、オースティン、桑原将志、戸柱恭孝のタイムリーで逆転に成功。その後も牧秀悟の23号ソロなどで追加点を挙げた。投げては5投手のリレーで相手打線を3点に抑え、4番手の伊勢大夢が2勝目を手にした。東京ヤクルトスワローズは先発の高梨裕稔が試合を作れなかった。 中日ドラゴンズが接戦を制し、3連勝。中日は1点を追う2回、鵜飼航丞の内野ゴロの間に同点に追いつく。1-1の5回には村松開人のタイムリーで勝ち越しに成功した。投げては先発の涌井秀章が6回3安打1失点の好投で3勝目を手にした。広島東洋カープは森下暢仁が好投も、打線が追加点を挙げられなかった。 阪神タイガースが投手戦を制した。阪神は3回、中野拓夢のタイムリーで先制に成功、これが決勝点となった。先発の才木浩人は7回7安打無失点と好投。ゲラ、岩崎優と繋いで完封リレーを完成させた。才木は今季13勝目。読売ジャイアンツは菅野智之が8回7安打1失点で完投も、打線の援護がなかった。 福岡ソフトバンクホークスが大勝で優勝マジック1とした。ソフトバンクは1-0の2回、川村友斗のプロ1号となる2ランなどで一挙5得点。その後も中村晃のタイムリーなどでリードを広げ、17安打11得点を挙げた。投げては2番手の岩井俊介がプロ初勝利を手にした。東北楽天ゴールデンイーグルスは先発の高田孝一が試合を作れなかった。 千葉ロッテマリーンズが大勝。ロッテは2-2の2回、藤岡裕大の犠飛などで2点を勝ち越し。その後も佐藤都志也のタイムリーなどでリードを広げた。投げては先発の佐々木朗希が7回4安打2失点、10奪三振の快投で今季9勝目を挙げた。埼玉西武ライオンズは投打で振るわなかった。 北海道日本ハムファイターズが接戦を制した。日本ハムは1点を先制された直後の3回、水野達稀の6号2ランで逆転に成功。2-2となって迎えた9回には松本剛の内野ゴロの間に決勝点を挙げた。投げては先発の加藤貴之が、9回5安打2失点完投で、今季10勝目を手にした。敗れたオリックス・バファローズは宮城大弥が9回3失点、13奪三振の好投も、完投負け。