【日本版ライドシェア】福岡でもスタート 65歳男性は運転が好きでドライバーに挑戦 運行時間は?台数は?
ドライバーとしての心構えやマナーを学んだ後は、実際に車に乗り、客を運ぶシミュレーションです。 ■双葉交通・豊島明弘 常務 「まずはお迎えに行くところからやってみましょう。」 ■配車アプリの音声 「(お知らせ音)配車依頼が届きました。」 博多駅まで客を運ぶシミュレーション。ルートの確認を入念に行うよう指導がありました。 ■豊島常務 「博多駅の場合は、博多口か筑紫口かも確認をしないといけない。」 井野さんの車はトラブルなく、無事に博多駅に到着しました。
■井野さん 「安全面で人の命を預かるということはすごく大事なので、教育をいろいろしてもらって良かったと思う。」 ■阿部フィールドキャスター 「いよいよライドシェアのサービスがここ福岡で始まります。街の人はどのように感じているのでしょうか。」 ■街の人 「今これ(タクシー)に1時間くらい待って乗ったので。助けてもらいたいというのがあるので、一般の人でも運んでもらえたらすごく良い。」 「旅行で来た時とか、きょうもそうだが、割とタクシーを使う機会が多いので、ライドシェアが始まると選択肢の1つとして増えてくる。」 「利用はしないかなと思います。プロのタクシーの方が安心なので、そっちを使う。」 12日からライドシェアのサービスをスタートさせた双葉交通では。 ■豊島常務 「タクシーに乗りたくても乗れないといった社会課題を解決していきたい。(タクシーが)足りない部分をライドシェアで補完できれば。」 九州運輸局はライドシェアの運行申請をした41のタクシー事業者(計260台分)のうち、これまでに31社に許可を出しています。今回、運行を始めた会社以外も、準備が整い次第、順次サービスが始まる見込みです。 福岡での現在の運行台数については、九州運輸局と福岡市タクシー協会は把握していないとしています。
ライドシェアはどうやって利用できるのか。福岡では今のところ、配車アプリの「GO」あるいは「DiDi」で専用の車を呼びます。 アプリで降りる場所を指定すると、自動でルートが作成され、ドライバーはナビに合わせて運転します。 運賃は事前に決まります。支払いは、アプリにひも付いたクレジットカードなどのキャッシュレス決済で行うため、現金での支払いはできません。